PR

就学準備①学校ごっこ

教育

市がやっている療育に通っているのですが、年明けから個別授業から集団授業になりました。今日は、学校ごっこということで、小学校になったときの練習を兼ねてのトレーニングです。横断バックを持って、教室に入るところからスタートします。教室に入ると机と椅子がそれぞれあり、机に名前が書いてあります。教室に入ると、自分の名前の書かれた場所に座ります。

挨拶の仕方も教えてくれました。椅子を閉まって、挨拶。椅子を引いて、座る。こんなことまで教えてくれました。普通の子なら、その場で教えてもらったらすぐに対応できそうなところですが、本当に一から教えてくれます。休み時間や休み時間後の授業、終わりの会など、ざっくりとした流れを体験することができました。

慣れない場所では不安症状が出たりするので、様子を見ながらやっていきましょうとのでしたが、取りあえずはこの調子で続けられそうです。こういう練習というのは、うちの子にとっては大切なんだろうなと思いました。

発達障害の子どもに「学校ごっこ」をおすすめする理由3つ

さて、ここで就学前の子どもが学校ごっこをやることによる効果について考えてみたいと思います。

発達障害のあるお子さんが入学前に学校ごっこをすることは、とても効果的な準備になります。以下に、その理由を3つ挙げてみましょう。

  1. 学校生活のルーティンに慣れることができるから

学校ごっこを通じて、学校生活の基本的な流れを体験できます。例えば:

  • 朝の会の挨拶
  • 授業中の姿勢
  • 給食の配膳と片付け
  • 休み時間の過ごし方

これらを事前に練習することで、実際の学校生活でのストレスや不安を軽減できます。予測可能な環境を作ることで、お子さんは安心して新しい環境に適応しやすくなります。

  1. 学校生活のルーティンに慣れることができるから

学校ごっこでは、様々な役割を演じる機会があります:

  • 先生役
  • 生徒役
  • 給食当番役

これらの役割を通じて、他者とのやりとりや、適切な言葉遣い、順番を待つことなどを自然に学べます。特に、「先生の指示を聞く」「友達と協力する」といった、学校生活で重要なスキルを楽しみながら身につけられます。

  1. 感覚過敏への対処法を見つけられるから

学校ごっこの中で、実際の学校環境を少しずつ再現することで、感覚過敏の問題に事前に対処できます:

  • 教室の音(チャイムや友達の声など)
  • 着替えの練習(体操服への着替えなど)
  • 給食の食器の触感

例えば、苦手な音に慣れるためにチャイム音を少しずつ聞く練習をしたり、給食の食器に似たものを使って食事をする練習をしたりできます。こうした経験を通じて、お子さんなりの対処法を見つけやすくなります。

これらの効果により、お子さんは学校生活にスムーズに適応しやすくなります。ただし、あくまで遊びの一環として楽しく行うことが大切です。無理強いせず、お子さんのペースに合わせて少しずつ取り入れていくことをおすすめします。

まとめ

発達に不安のある就学前のお子さんに「学校ごっこ」をおすすめする理由3つは、次の通りです。

1.学校生活のルーティンに慣れることができる

2.学校生活のルーティンに慣れることができる

3.感覚過敏への対処法を見つけられる

いきなり家庭でやるのは難しい部分もあったりします。ですので、児童発達支援施設に頼んでやってもらい、家でできることを実践してみるのもいいと思います。また、幼稚園で就学準備としてやってくれたりもしますから、保育士の先生に自宅でできる簡単なことを聞いてみてはいかがでしょうか。お子さんに合ったアドバイスをもらえると思いますよ。

タイトルとURLをコピーしました