障害があっても多少の障害であれば、高校ぐらいは行かせてあげたいと思うのが親心。
ということで、高校の選択肢をいくつかご紹介します。
①特別支援学校・・・特別支援学校ほか、職業訓練中心の高等支援学校などもある。
②専修高校・・・職業訓練中心の専門学校、高校卒業資格はないが、高卒認定制度を併用すれば、卒業と履歴書に書くことも可能。
③夜間高校・・・都市部の公立高校に多い。学費が安いのが特徴。
④全日制通信制学校・・・毎日通う学校と似たようなもの。
⑤通信制高校・・・自宅学習メインで週1通学など色々。
⑤私立高校・・・手に職をつけるカリキュラムや中学内容の復習をしてくれるところもあり。
⑥公立高校(底辺校など)・・・お子さんの状況に合わせて選択できる。
⑦公立高校(支援級)・・・進学校の中に設けられた障害がある子が通うクラス、カリキュラムが異なる。定員も非常に少ないので倍率が高い。
地域によって差はありますが、この辺りの選択肢があります。都市部の通信制だと、喫煙の高校生や高校内容をやり直す大人がいて、雰囲気が合わない学校もあるようです。ただ、プロスポーツ選手を目指すお子さんで地方遠征が多いと、通信制高校を選ばれる方もいらっしゃいます。お子さんに合わせて選んであげるのが良いです。
普通高校は定期テストができないと入学が難しいですが、通信制高校であれば、入学試験が面接だけの高校もあり、ハードルも低いことがあります。また、支援級のかたが入学できるような私立の専修学校もあります。早い時期に見学して情報収集するのがベストです。そして、併願したりして、進学の受け皿を増やしてあげてください。
高卒認定は、比較的難易度が低いので、普通の学校で勉強が難しくてもチャレンジしてみてください。